自衛隊用語講座(行動編)

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公開:2018年10月13日  修正:2018年12月3日

 行動から自衛隊用語を集めたもの。ここでの相手は敵であるが、仕事においては偏屈な上司だったり、日常生活では口うるさいカーチャンだったり色んなバリエーションで使うことができる。

行動

威力偵察

敵と戦闘を交えることによって敵状を探る行動のこと

隠蔽(いんぺい)

人員などを敵の攻撃等から守るために行動を隠すこと

掩蔽(えんぺい)

人員などを敵の攻撃等から守るために物に隠れること

撃ち方

射撃開始は撃ち方初め、射撃中止は撃ち方やめと言う。

援護

他を支援すること

円陣防御

全方向からの攻撃に対処するため円形の防御陣地

隠密攻撃

隠密に、敵に接近して攻撃すること

各個前進

小隊や班、個人が個々の判断で前進すること

火力調整

近接戦闘隊に対して特科部隊等と火力連携できるよう調整を行うこと

撃破

行動不能となるようなダメージを部隊が受けてしまうこと

撃滅

敵の攻撃により部隊が全滅すること

下車戦闘

装甲車などの車両から下車をして戦闘を行うこと

現在地

自分の居場所を知らせること

遭遇戦

前進中にイレギュラーに発生する戦闘

追撃

戦場から離脱する敵部隊に対して行う攻撃行動

敵情

敵軍の状況

突撃支援射撃

味方の突撃を成功させるため敵に攻撃を集中すること

突撃破砕射撃

敵の戦車や歩兵の突撃を阻止するため集中的に砲撃すること

匍匐(ほふく)

敵の弾をよけるため伏せた状態で移動すること

無力化

攻撃により敵対勢力の戦闘力を封じ込めること

不発射

消化器や火砲の射撃時、不具合で不発となること

遊撃行動

持続的、断続的に小規模な戦闘行動を実行し、敵を物的、心的に消耗させる任務

立体戦

空中地上を問わず、全戦闘エリア内における総合的な行動のこと

ろ獲品

敵勢力から獲得した車両や火器、弾薬などのこと

離脱

戦闘中の部隊が状況を立て直すため、戦闘を中断して後方へと下がること

統裁管理等

統裁

演習の全体を統率し裁断を下すこと

演習

計画などが現実に機能するかどうかを実際に確かめるため行う総合的な訓練

状況

どういう条件の下で訓練をするかについて設定した情勢等

状況ガス

化学剤攻撃を想定した状況が始まったことを宣言するかけ声。オナラのことではない。

管理

規定や規準から外れないよう全体を統制すること

安全管理

事故を防止すること

非常呼集

有事、災害派遣などの緊急事態発生時に、所属部隊の人員を呼び集めること

ハイポート

銃を控え銃(ひかえつつ)の姿勢を保持したまま隊列を組んで駆け足をすること

歩調数え

隊列を組んで足並みを合わせるためのかけ声

後方車両

後ろから車が来たときに注意を喚起する言葉

演習のことを意味する。「明日から山にこもる。」(明日から演習だ。)など。

地雷を埋めに行く

演習場で用を足しに行くこと。埋める必要がある方。

自然が呼んでいる

演習場で用を足しに行くこと。大きい方とは限らない

 

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