笑いの効用と愛される笑顔の特徴

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公開:2018年11月29日  修正:2018年12月25日

1 はじめに

 人は時間に追われ、仕事に追われ、多くの人の波にもまれて生きている。何よりも仕事のストレスが大きいだろう。仕事には家族の生活がかかっているから当然そのようになる。

 でもそんなストレスでも大笑いすると、嫌なことや身体の痛いことなどを忘れているということはないだろうか?また、笑顔のいい人とはどのような人なのだろうか?ここでは、笑いの効用と愛される笑顔の特徴について記す。

2 笑いの効用

 「笑いは百薬の長」「笑いに勝る良薬なし」ということわざがある。また「病は気から」というように、ストレスをためると胃潰瘍になるなら明るく笑っていると病もどこかに行くのだろうか。笑うことで次のような効用がある。

(1)ストレス発散

 笑いには脳のスイッチをオフにするような作用があり、ストレスがリセットされる。これは笑うと前頭葉の脳細胞が活性化されて云々という難しい説明は抜きにして、感覚的にもほとんどの人が笑ってスッキリしたという経験を持っているだろう。それでストレス発散の説明になっている。

(2)がん予防

 健康な人でも1日に3,000~5,000個のがん細胞が発生していると聞く。このがん細胞を退治してくれているのがナチュラルキラー(NK)細胞なのだが、その動きが活発な程がんや感染症にかかりにくい。

 笑いはそのNK細胞を活性化し、活性化されたNK細胞ががん細胞やウィルスをどんどん攻撃するので免疫力が高まるという。1回大笑いすると約2,000個のがん細胞が減るといった話もあるくらいだ。

(3)脳の働き活性化

 笑うときの酸素摂取量は、1回の深呼吸の約2倍になるという。ストレスを受けると脳は興奮し、酸素をどんどん消費して働きが鈍くなる。だが、笑うことにより大量の酸素が取り込まれ、脳の働きが活発になり記憶力もアップする。

(4)ミラー効果

 笑いは伝染する。相手が額に青筋立ててブスッとしているとこちらまで嫌な気分になるが、反対に相手がニコニコしているとなぜかこちらも楽しい気分になる。これは脳にある神経細胞であるミラーニューロンの働きによるものでミラー効果といわれるものだ。

3 愛される笑顔の特徴

 男性に女性のどこに魅力を感じるかのアンケートで「笑顔」と答える回答が多い。クールな美人が良いみたいな回答はあまりない。ではどうしたら笑顔のいい人になれるのだろうか?

(1)目を半月型にする

 目は口ほどにものを言うと言われる。目が笑ってこそ笑顔のいい人になる。笑顔のいい人の目は半月状になっていることが多いので、目尻を下げて優しい表情に見えるようにする。

(2)口角を上げる

 証明写真などを取るときにもよく「口角を上げて」といわれる。口角を上げると自然と笑顔になり感じがいいといわれる人になる。片方だけが上がってへの字にならないように注意すること。

(3)上の歯10本を見せる

 笑っても、口が閉まっていては作り笑いに見えるし、大口が開いていると幼稚な印象を与える。上の歯10本見せるぐらいだと聖母が微笑んでいるように見える。

4 おわりに

 笑顔は伝染する。最初は作り笑顔でもそれで相手が笑顔になって、こちらに返ってくる。それでもいいが、どうせなら心から楽しいと思えるよう自分の生活の中で笑顔の種を見つけよう。

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