信用情報機関の種類とローンの審査に通らない理由

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公開:2018年9月19日  修正:2018年12月20日

1 はじめに

 カードを利用しようとローンの審査を申し込んだが落ちてしまった。この前別カードの時は通ったのになんで?ということを体験したり聞いたりしたことはないだろうか。

 ここでは、信用情報機関の種類とローンの審査に通らない理由について記す。

2 信用情報機関

 信用情報機関は、個人の信用情報の収集と管理を行っている。ここに登録されるのはブラックリストに載っている人だけではない。普通にクレジットカード等を使って物を購入する申し込みをした段階で登録されることとなる。

 日本の信用情報機関は次の3つがある。

JICC(日本信用情報機構):消費者金融系

CIC(指定信用情報機関):信販会社・クレジットカード会社系

JBA(全国銀行協会):銀行系

 何処に加盟するのかはそれぞれの審査する会社によるが、ブラックリストなどは信用情報機関で相互に利用できるようネットワークを作っている。

3 ローンの審査が通らない理由

 ローンで借り入れをする場合、借り入れ申し込みの条件に「継続安定した収入」と書いてあることが多い。つまり、審査では「返済能力があるか」というところを審査される。

 細部については、審査する会社側に色々な基準があるが、一般的なところについてはだいたい次のようなところであろう。

記号

項 目

カード支払いの延滞(数ヶ月)

過去にカード支払いの延滞

現在消費者金融に借り入れ中

銀行借入金が多い

他のローンがある

勤続年数が短い

正社員ではない

年収が少ない

税金を払っていない

 記号Aなら即アウトで記号Bなら複数になればなるほどアウトになる可能性が高くなる。また、これ以外にも会社の独自基準があって、そこでアウトになる人もいる。

4 おわりに

 審査に落ちて、一般的なところに心当たりがない場合については、会社の細部の基準のところで引っかかっている可能性が高い。実際、ローンの審査基準が会社によって様々であるのでカード会社を替えるというのも一つのやり方である。

 また、審査に落ちて腹の虫が治まらない人は信用情報機関に情報の開示を求めることもできる。

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