仕事を辞めるときには収入源を確保してから辞めよ(不労所得のすすめ)
公開:2018年8月2日 修正:2018年12月9日
1 はじめに
筆者のように公務員を定年退官して、1年間ぐらい何かの勉強でもして、その後また再就職しようなんて考えている人はいないだろうか?
今年1年間は、民間企業というところはブランクをひどく嫌うということを嫌と言うほど知らされた年だった。そんなときに干上がってしまわないよう、辞めるときには収入源が確保できているかどうかが大切である。
ここでは、不労所得の種類と選定の一例について記す。
2 定年後を振り返って
自衛隊を定年退職して、毎月の収入がなくなった。元同僚は再就職してなんとか家計をやりくりしている。私は、何を考えたか社会保険労務士になりたいと言って再就職せず受験勉強に入った。
今まで、国家公務員として職務の変更を2~3年ごとに命ぜられ、それに合わせて引越しをした。自衛官である身分のうちに13回の引越しを経験した。
おかげさまで、各地の観光地やグルメを知ることができた。しかしながら、生活環境が常に変わるという落ち着きのなさは変わらなかった。だから、定年退職したら自分で何もかも決めたいと思った。
甘かった。
社会保険労務士は不合格、再就職も50代半ばではなかなか決まらない。1年のブランクがあるから採用しませんと言われた企業もあった。そして銀行口座から諭吉が逃げてゆく。
自衛官であったときは、当たり前のように毎月銀行口座に給与が振り込まれた。今思えばそれは、すごくありがたいことだ。
先ず、最優先は再就職。そして、再就職の間に収入源を確保していこう。
これから先、何時、仕事ができなくなるかもしれないし、解雇される可能性だってある。失業保険の制度もあるが、不労所得の芽を出し育てることは大変重要なことだと痛感した。
3 不労所得の種類
不労所得の種類には、不動産・株式・ブログ・著作権等々色々在るが、思いつくままランダムに調べて書くと下の表のような感じになる。
項目 | 収入源 |
利息 | 貸金、貸株、定期預金、外貨預金、国債、社債 |
配当 | 株式 |
賃貸料 | 不動産、無線塔の設置、駐車場、貸倉庫 |
印税 | 著作権 |
リース | 器材 |
広告等収入 | ブログ、YouTube |
売電 | 太陽光発電 |
手数料 | 保管、Airbnb、紹介 |
迷惑料 | 日照権、騒音 |
売上利益 | 本の出版、DVDの出版、歌の販売、ネットオークション、自動販売機 |
国策 | 年金 |
結構色々あるやないかとうれしくなった。但し、自分ができるかというフィルターをかけるとかなり選択肢は限られる。
4 不労所得の選定
表の中で、私が40万円程度を目標に、できそうだと思いついたのは3つ
項目 | 月間目標金額 |
年金 | 65歳から20万円 |
貸株・株配当金 | 10万 |
ブログ | 10万 |
年金については、65歳にならないと満額支給にはならない。
だから、再就職し65歳までは頑張って働く。
貸株については、銀行に株を貸すことでその利子収入を得るもので、金利が銘柄毎に設定されており、中には年利10%を超えるものもある。
但し、ここで注意が必要なことは、貸株金利が高いということは売りたい人が沢山いるということなので、下手をすれば金利は高くて利子はついても株本体が売り込まれることがあるので注意しなければならない。
ブログについては、どれぐらい行けるのか全く読めないので努力あるのみ。但し、経験者の方々は、「継続」さえすればだんだん収益が上がるようなことを書いている。
とりあえずブログの閲覧回数と収益の関係はだいたい次のようになるらしい。
PV | 収益 |
1万PV | 千円程度 |
10万PV | 3万円程度 |
30万PV | 10万円程度 |
100万PV | 60万円程度 |
つまり、月10万円の収益を得るためには月30万PV程度は必要ということ。また、100万PV近く取れたならブロガーを本業にすることができるということでもある。
5 おわりに
今現在も、筆者は就職活動中であり、ストレスが貯まる毎日である。しかしながら、そのストレスがブログ記事を書くことにより少し緩和している。
就職活動自体は、まだまだ続けていくが、最悪、再就職ができなくてもブログで収益が期待できるという時代に生きていることに感謝し、記事を書くことを「継続」して努力していくつもりである。
そして、もう少し早く気づくべきだったのは仕事を辞めるときは収入源を確保するという準備が必要だったということだ。
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