資産形成は先ず種銭作りから.
公開:2018年8月10日 修正:2018年11月21日
1 はじめに
お金を生活資金と当面使う当てのない余裕資金とにわけるとする。このときの生活資金は使うお金、余裕資金は貯めるお金となる。貯めるお金は銀行に預ければ利子が付き、株式に投資すれば配当が出る。お金がお金を呼ぶのだ。
ここでは、種銭作りについて記す。
2 先ずは種銭作り
種銭とは、お金を殖やそうとする時のもととする金銭のこと。先ずこれが貯まらない。
お金をどうやって貯めるか?
○Aさん
毎月の残金のうちいくらかを貯金する | → | 貯まらない |
欲しい車が出たので・・。つい・・。となりがち。
○Bさん
給与天引きで貯金する |
→ | 確実に貯まる |
Aさんのように毎月の残金から貯金する方法では、余程意思の強い人で無い限りは貯まらない。一方Bさんの方は確実に貯まる。今現在貯金のない人は、最初は1万円からでも良いので是非初めて欲しい。
このように使うお金と貯めるお金をあらかじめ区別しておかないと貯まって行かない。
また、俺はそういうチマチマ貯めるのが大の苦手で、金は無いけど記事ぐらいなら書ける。という人には、ネットビジネスがある。最近は良い時代になったもので、人より少し詳しいものがあって、継続(ここが大変なところではあるが)さえできればそういう儲け方もある。
3 種銭をいくら貯めるか
種銭がいくら必要かは、何に投資するかによる。定期貯金なら千円以上だし、債券・株式・デリィバティブとなると数十万以上、不動産投資となれば数百万以上か。
貯金のない人がいきなり不動産投資はできない。最初はコツコツ定期貯金なり財形なりで利子を期待し、次に債券・株式等で配当や運用益を期待しさらに不動産投資で賃貸料を期待するようなお金がお金を呼ぶ自分流の仕組みを作っていくことが大事である。
4 おわりに
種銭を貯めて、何かに投資をして儲けようとしているのは何のためなのか?ここのところは明確にしておこう。車や家を買うでも会社を辞めるでも何でもいい。種銭を貯めるという退屈なことをしているときのモチベーションの維持に欠かせないと思うからである。
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