コンビニとスーパーと百貨店の違いって知ってた?
公開:2019年2月8日
目次
1 はじめに
我々の身近にはコンビニがあり、スーパーがあり、百貨店があるがそれぞれどう違うのだろう。良く行くところなので判っているはずなのだが、感覚でしかない。
そこで、何を基準に業態を分類しているのかについて調べてみた。
2 コンビニ
正しくは、コンビニエンスストアといい、年中無休で営業を行う。経済産業省の商業統計による業態分類では
- 飲食料品を扱う。
- 売場面積30平方メートル以上250平方メートル未満
- 営業時間が1日で14時間以上
と定義している。コンビニと言えば24時間営業の感覚だが、確かに大学の構内や自衛隊の駐屯地に入っている店舗では深夜は営業していないところもある。
3 スーパー
正しくは、スーパーマーケットという。先の業態分類では、先ず専門スーパーと総合スーパーに分かれる。
(1)専門スーパー
・ 売場面積50%以上について、セルフサービス方式を採用している。
・ 売上構成比が70%あるかどうかで、衣料品スーパー、食料品スーパー、住関連スーパーに区分される
・売場面積250平方メートル以上
と定義している。尚、ホームセンターなどは住関連スーパーに分類される。
(2)総合スーパー
・ 売場面積50%以上について、セルフサービス方式を採用している。
・ 売場面積が3,000平方メートル以上か未満かで大型総合スーパーか中型総合スーパーかに区分される。但し、東京都や政令指定都市においては6,000平方メートルで区分される。
と定義している。
スーパーは衣料品なども置いているとこともあるが、主に食料品を販売している。
4 百貨店
- セルフサービス方式は採用していない。
- 業態分類では、売場面積が3,000平方メートル以上か未満かで大型百貨店かその他の百貨店かに区分される。但し、東京都や政令指定都市においては6,000平方メートルで区分される。
と定義している。
百貨店は食品から衣料品、そして書籍・文具に至るまであらゆるものを扱っている。
5 おわりに
最近は、ドラッグストアやホームセンターなどでも商品アイテムが充実され衣料品や化粧品だけでなく、日用品や文房具、新食料品を扱う店舗が増えてきているなど他の業態がいろいろ変化してきている。また、コンビニなどは病院や大学、ホテル、自衛隊の駐屯地などへの新規出店やATMの設置などその役割がだんだん変わってきていると言える。
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